健康ですか?~4月からメタボ健診義務化!
生活習慣病予防と医療費の抑制を目指し、2008年4月から「特定健康診査(特定健診)」が義務化される。対象は40歳から74歳のすべての保険加入者(自営業者や専業主婦も対象となる)で、通称「メタボ健診」である。最近、メディアによく出て来るメタボリックシンドロームとは、内臓脂肪型肥満(内臓肥満・腹部肥満)に高血糖・高血圧・高脂血症のうち2つ以上を合併した状態をいう。
http://www.shogyo-shisetsu.jp/article/mutter/mutter191.html
08年3月初め、中国大陸からの黄砂で博多の街がどんよりしていた頃、私は福岡市平尾の糖尿病専門クリニックで受診していた。2月に受けた健康診断で、血糖値、血圧が高かったためだ。受付に健康診断結果を預け、尿検査、血液採取、血圧を計った後、診察室に呼ばれた。院長は女性で、私の健康診断結果を睨みながら、最初に言った言葉は「どうして来なくなったのか、理由を言って下さい」だった。落ち着いた、しっかりした声で聞かれた。
そうなのである。私はこのクリニックに、06年2月から6月まで5カ月間かかっていたのだ。当時、ヘモグロビンA1cの値が10を超え、本来なら入院というところを、仕事は休めないからと、お願いして通院治療をしたのだ。私はこの時、30年以上にわたり毎日飲んでいた酒を1カ月間止めている(2カ月目から少し酒を飲み始めた)。その効果が劇的に表れ、4カ月目に正常値に戻ったのだ。院長の質問に「自己管理できると思いました」と私は答えた。しかし、それができなくて、また受診する羽目になった…。
院長は悲しそうなため息をついて、子供に言い聞かせるように私に言った。
「糖尿病は治りません。数値が良くても、うまくコントロールされているに過ぎません。治療の中断が一番悪いのです。放置することで、合併症を招きます。合併症が進行して、ある地点を超えると、どうすることもできません。その時、どんなに心を入れ替えて節制するからと言われても、合併症の進行を遅らせるぐらいしかできません。やがて人工透析を覚悟して下さい、と言うしかないのです」
「松山さんは前回、食事療法だけで良くなりましたが、今回も同じように良くなるとは限りませんよ。年も取っているし、機能低下が考えられますから。とにかく、また、1からのスタートです」
私は、「一生おつきあいをお願いします」と訳の分からぬことを言って、頭を垂れた。
今回受診したクリニックの院長は南 昌江先生。先生自身が糖尿病1型(インスリン依存型糖尿病)で、厳しい健康管理をしながら、医者になり、趣味のジョギングで、ホノルルマラソンに出場した経験を持つ人である。
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