メタボ健診 15市町が個別健診導入
メタボリック(内臓脂肪)症候群に着目して4月から始まった「特定健康診査・特定保健指導」で、国民健康保険を運営する20市町のうち15市町が、集団健診とは別に病院での個別健診を導入する。県医師会加盟の417病院(3月末現在)が受け皿となり、対象者は居住市町だけでなく県内どこでも健診を受けることができる。
http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1036&mode=0&classId=0&blockId=848171&newsMode=article
特定健診・保健指導は生活習慣病予防を目指すもので、40-74歳の全国民が対象。従来の「基本健康診査」に代わり、メタボ該当者・予備軍を見つけ出し、生活習慣の改善を求める。
健診受診率が悪い保険者には罰則があり将来、後期高齢者医療制度の支援金を多く負担させられる。このため県医師会が健診に協力、市町国保と医師会が県全域で連携し、健診に取り組むことになった。
個別健診を導入する15市町のうち、集団健診を受けられなかった人に個別健診の機会を設けたり、両健診を選択制とする自治体が13市町。両健診を併用する佐賀市の場合、対象者約4万5000人のうち集団健診の定員は1万人で、ほかは病院での個別健診となる。
また鹿島市はすべて個別健診とし、太良町は40-64歳を集団健診、65-74歳を個別健診で対応する。
一方、唐津市、多久市、小城市、玄海町は本年度、集団健診だけを実施するが「健診率の実績を考慮し、来年度以降は個別健診導入も視野に入れている」(小城市)という。
15市町と県医師会は健診費用を1人当たり6200円で契約。各市町が補助するため実際の住民負担額は1000円ほど。唐津市と玄海町、吉野ヶ里町は無料とした。
県内の国保被保険者は約17万2000人。市町国保は2012年度に健診率を65%以上にしなければならないが、06年度の基本健康診査の健診率(40-74歳)は県内平均21・8%にすぎない。
スポンサードリンク