清酒も糖質オフ 京のメーカー、メタボ対策
メタボリック・シンドローム(内臓脂肪症候群)対策など近年の健康志向の高まりを受け、京都の酒類メーカーが、カロリーや糖質を抑えた高機能商品の開発、販売を強化している。
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008031900045&genre=B1&area=K10
この分野で先行しているビール類に続けと、糖質を減らした清酒を投入したり、特長を強調するラベルの採用などで、需要の掘り起こしを図っている。
月桂冠(京都市伏見区)は、糖質を抑えた日本酒「超淡麗辛口」を今月10日に発売した。酵母の発酵力を高めるなどした新製法で、従来手法と比べ糖質を85%カットしたという。参考小売価格は900ミリリットルが752円、200ミリリットルが168円で、計54万本の年間販売を目指している。
黄桜(同)は、昨年9月に投入した日本酒「呑(どん) 胚芽(はいが)の底力」が好調。糖質を半減しつつ、アミノ酸の一種「ギャバ」を60%増やすことで清酒本来の味わいも強調し、販売量は従来製品との前年対比で8割増しとなっている。900ミリリットルのみで、参考小売価格は743円。「日本酒でも消費者に健康志向などでうまくアピールできれば、市場成長の可能性はある」(営業推進部)とする。
宝酒造は、焼酎のウーロン割りやウコン割りなど糖質を含まない3製品のパッケージに今月11日から「糖質0」を表示し、健康志向の商品を強調している。
また、同社では炭水化物や糖質が少ない既存の辛口チューハイ商品の販売量が昨年4-12月で前年同期比13・6%増と伸長している。「4月からはメタボ対策の特定健診が始まるなど、健康意識は一層高まるとみられ、健康志向に合う従来商品の特長を積極的にアピールしたい」(広報課)としている。
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