体組成計でメタボ対策、知りたい私の体
健康志向の高まりを受け、体重に加えて内臓脂肪の量なども測れる「体組成計」が人気だ。メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)対策で4月から「特定健診・特定保健指導」制度も始まり、各メーカーは機能やデザインをアピールしている。(矢子奈穂)
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20080408-OYT8T00214.htm
ミリ単位の脂肪も
松下電器産業は、皮下脂肪の厚みをミリ単位で測れる「EW―FA70」を5月1日に発売する。おなか、二の腕、太もものデータを細かく測定できるため、スタイルへの関心が高い女性の購入に期待を寄せる。
タニタが3月に発売した「BC―305」は、厚さ15ミリ、重さ約1・5キロのコンパクトさが売りだ。自宅のリビングなどで気軽に使えるよう、デザイン性を重視したという。
昨年8月に発売した「BC―621」は、対象年齢を6歳まで下げた。50グラム単位で測れるため、小児肥満対策や、成長期の過度なスポーツの練習に伴うけがの防止に役立つという。
ネットで相談
東芝コンシューママーケティングは4月、体組成計と組み合わせたインターネットの健康相談サービスを始めた。
2月に発売した「SCF―20」を自宅のパソコンに接続すれば、自動的にデータが専用サイトに送られ、「ご飯1杯分(100グラム)を我慢」「やや速く(毎分94メートル)歩く」など、1日の食事や運動の量をアドバイスしてくれる。月額315円。ネット決済で支払う仕組みだ。
オムロンヘルスケアが2年前に発売した「HBF―362」は、今も店頭の売れ筋だ。
両腕・両脚などの部位別に皮下脂肪率などを測れる。「HBF―361」は内臓脂肪のレベルなどを同年齢の平均値と比較できるため、「メタボ」を気にする男性向けとして人気を集めている。
市場さらに拡大
調査会社の富士経済によると、2007年に国内で出荷された家庭用体組成計は、前年比8%増の270万台。金額ベースでも9・6%増の205億円と、いずれも2年連続で増えている。同社は「メタボへの関心の高まりもあり、今後も順調に市場の拡大が見込まれる」と分析している。
体組成計 体重や体脂肪率(体重に占める脂肪の割合)だけでなく、筋肉量や骨量なども測れる。体に微弱な電流を流すと、水分の多い筋肉や血管は電流を通すが、脂肪は電流を通しにくい。この性質を利用し、電気抵抗値を計測することで脂肪量などを推定する。
(2008年4月8日 読売新聞)
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