打倒メタボ、燃える商戦 引き締め下着人気、健康食品活況
メタボリック症候群の予防・解消に向けた特定健診が4月から始まり、百貨店や専門店などでは男性向けのダイエット商品など、関連グッズの売れ行きが伸びている。個人消費が冷え込む中、男性のおなかの脂肪燃焼に乗じた“メタボ商戦”がヒートアップしている。
http://www.chunichi.co.jp/article/economics/news/CK2008041702004177.html
名鉄百貨店メンズ館(名古屋市中村区)1階の紳士下着売り場では、はいて1日6000歩歩くだけで腹を引き締める効果がある男性用下着「クロスウォーカー」(ワコール)が爆発的な人気。3月中旬の販売開始から毎週30着以上が売れている。売り場担当者は「平日は仕事帰りの男性、休日は夫婦連れで、奥さまがだんなさまに勧めるケースが多い」と話す。
エイデン高辻店(同市昭和区)では、エアロバイクなどのダイエット器具や体脂肪計の売れ行きが好調。「売り場で見本の器具を試す客のほとんどが女性だったが、この1年ほどで20代から50代の男性が目立ち始めた」と売り場担当者。
スギ薬局(本社愛知県安城市)は、血圧計や体脂肪計などを置く「健診コーナー」を店舗の広い郊外店に設置。脂肪の分解・燃焼を促す肥満対策薬「ナイシトール」(小林製薬)や漢方薬「和漢箋(せん)」(ロート製薬)などが売れ筋という。
“メタボ需要”のさらなる高まりを見込んだ動きも目立つ。日本メナード化粧品(名古屋市)は、南アフリカ産の植物「デビルズクロー」の根に内臓脂肪の蓄積を抑制する効果があることを発見。5月に埼玉で開かれる学会で発表するとともに、根のエキスを配合した錠剤タイプの健康食品の訪問販売も始める。
同社総合研究所は「内臓脂肪から放出される悪性ホルモンを抑える働きもあり、類似の食品と比べて多くの効果を併せ持っている」とその特長を語る。
スポーツクラブのアクトス(岐阜県多治見市)は「メタボがブームになり、多くの人が健康を重視するのは大歓迎」。絶好の商機とみて、年明け以降のチラシではメタボ対策を強調した会員募集を呼び掛けている。
(矢野修平)
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