メタボ健診スタート:(その2止)異常があったら個人指導
■食事や運動を実践的に
http://mainichi.jp/life/housing/news/20080401mog00m100023000c.html
特定健診の項目は、従来の住民健診(基本健診)項目に腹囲とLDL(悪玉)コレステロールを加えた。腹囲はメタボ判定に必要な項目で、体重だけでは分からない内臓脂肪の蓄積の程度を反映するとされる。
健診では▽血圧測定▽血液検査(脂質、肝機能、血糖)▽尿検査(尿糖、尿たんぱく)のほか、問診や身体計測(身長、体重、腹囲)を実施する。腹囲かBMIが基準を超え、他の検査に一定の異常があった人は、特定保健指導の対象になるという流れだ。
前年度の健診で血圧、血糖、脂質、肥満(腹囲かBMI)の4項目すべてが基準以上になった人は、心電図検査や眼底検査を受ける場合もある。医師の判断で貧血検査を行うこともある。
特定保健指導には、継続して具体的に生活改善の方法を指導する「積極的支援」と、自分自身で改善できるよう助言などをする「動機付け支援」がある。国のルールに基づき、一部の検査結果のうち基準以上の項目が多い人が「積極的」、少ない人が「動機付け」の対象となる。
例えば、男性で腹囲85センチ以上の人は、血糖、血圧、脂質の3項目のうち2項目で基準以上になると「積極的支援」の対象になり、1項目だけ基準以上で喫煙歴がない場合は「動機付け支援」の対象となる。腹囲やBMIが基準未満の場合は「情報提供」として、生活習慣見直しのきっかけとなるような資料が送付される。
「積極的支援」は個別面接、グループ支援、電話、電子メールなどさまざまな方法を組み合わせて3カ月以上実施する。初回は保健師、管理栄養士らが面接(個別20分以上、8人以下のグループの場合は80分以上)。対象者に健診結果の意味を理解してもらい、一緒に生活習慣を振り返りながら行動目標・行動計画を作成する。
その後、個人やグループで、食事や日常生活の中での運動の仕方などを実践的に学んだり、メールなどで計画の実行状況の確認を受けたりする。
支援の方法、時間ごとに「ポイント数」が定められ、最低限実施しなければいけない「合計ポイント数」が決まっている。初回の面接から6カ月以上経過した後に、検査値や生活習慣がどの程度改善したかなどを評価する。
「動機付け支援」は面接1回(時間は積極的支援の初回面接と同じ)が原則。積極的支援同様に行動計画などを作り、約6カ月後に成果を評価する。
一方、血圧や血液検査の検査値が「受診勧奨値」に該当する場合には、健診機関の医師が医療機関受診の必要性の有無を判断する。この場合には病気の恐れが高いため、医療機関の受診を勧められるケースが多くなりそうだ。
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