健康落語「3年目の死神」
立川らく朝の健康落語。今回は『3年目の死神』。取り上げます題材は前回に引き続き大腸ガンでございます。動画のダイジェストとともに、大腸ガンにまつわるおさらいなどあれこれをはさみつつ、お送りして参ります。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20080424/154077/?ST=life
立川らく朝
あのー、すみません。ちょっと山田和夫さんでしょ。山田和夫さん。
山田和夫なんですけど、あなたはいったい誰なんです。
あたしね、死神。ちょっとあそこに喫茶店があるでしょ。あの喫茶店に行きましょう。はいはいはい。どうです。見た目は喫茶店ですけど、中はぜんぜん違うでしょ。ずらーっと、ろうそくが並んでいるんですよ。これただのろうそくじゃないんですよ。人間の寿命をあらわしてるんですよ。このろうそくの火が消えると、人間は死んでしまうということになっているんですけどね。
出ました。古典的な死神。とは言え、見た目はスーツ姿の普通のサラリーマン風。時代に従って死神の様子も変わるようで。
へえー、ずいぶんいろんなろうそくがありますけど、ちょっと死神さん、ろうそくの真ん中がぷくーっとふくらんでいるろうそくがあるんですよ。なんですか、あの真ん中がふくらんでいるろうそく。
あ、それ。それ、ろうそくがメタボになっちゃってるの。
さて、四月からメタボリック検診が始まりました。市区町村からの健康診断の案内に、紙製のメジャーが入っていて、胴回りのサイズを測れるようになっています。さて、ここでクイズです。男性、女性、それぞれ胴回りが何センチ以上だとメタボリックと診断されるのでしょう?
答えは、もう少し先を読んでいただくと出てきます。
反対に胴体がくびれているろうそくがあるんですよ。なんです、このくびれているろうそくは。
ああ、これね。これはくびれているところまで火が来るとね、その人間はガンになっちゃうんですよ。最近はこうやって太ったろうそくやらくびれたろうそくやら増えていますけどもね、そんなことより、ご自分のろうそくを見せてあげますよ。ご自分の前にあるろうそく、それがあなたのろうそくですよ。消えかかっているのがあなたのろうそく。
消えかかっている? これ? あらまー、ちゃばちゃばいっていまにも火が消えそうじゃないですか。これ一体どのくらいもつんです?
30分、かなあ。
えええーっ、30分!
主人公山田さん、おどろいて腰を抜かしそうな事態になっていますが、ここで前のクイズの解答を。メタボリックと診断される胴回りは、男性85センチ以上、女性90センチ以上でした。さてあなたの胴回りはセーフでしょうかアウトでしょうか。
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