ライオン日用品もメタボ対策…油取りシート、ヘルシー前面
キッチン用品もメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)対策に一役-。
4月から特定検診・特定保健指導が始まるのを機に、メタボ予防・対策への関心が高まるのを見込み、食材や料理だけでなく、キッチン用品でもメタボを意識した製品開発が活発になりそうだ。ライオンは「ビタミンまもる。カロリーおさえる。」をうたい文句にクッキングぺーパーや油吸い取りシートなどを相次ぎ製品化、3月26日に一斉に発売する。
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200802190035a.nwc
≪脱油量1・5倍≫
1970年発売のクッキングペーパーを改良した「リード ヘルシークッキングペーパー」は電子レンジを使った調理に用いる=写真=ことで、食材の油を落としながらも栄養素を保つ。ふきん代わりや空揚げなどの敷紙に使うクッキングペーパーだが「ヘルシー」を前面に出すのは初めて。
電子レンジで揚げ物など食材を加熱する際にリードを敷くことで食材の脱油量が1・5倍になることを確認。改良品は、天然パルプ素材を絡めた不織布の繊維量を増やして厚手にした。このため水分・油分の吸収量がアップしたという。
ライオンの調べでは、トリの空揚げ(320グラム)の温め直しで140キロカロリーの減少となり、ブロッコリーのビタミンC残存量はゆでたときの約1・5倍。
電子レンジ加熱用シート「リード チンして油を吸いとるシート」、ゆでた時1・5倍のビタミンが残る「同 チンして簡単温野菜パック」など一連のシリーズで“メタボ対策日用品”の拡販をねらう。
≪市場盛り上がり≫
メタボ対策市場は食品、医薬品などでも盛り上がりをみせている。花王の特定保健用食品「エコナクッキングオイル」は「体に脂肪がつきにくい」油として浸透。主力製品となっている。体脂肪対策としてPRする「ヘルシア緑茶」もシリーズ化を図り健康系飲料として人気が定着している。
薬局で買える大衆薬でもメタボ対策製品は好調。ロート製薬の漢方薬シリーズで、たまった脂肪を落とす「和漢箋」は2006年11月の発売から1年で目標の3倍にあたる30億円を突破した。小林製薬が同年3月に発売した「ナイシトール85」も初年度35億円。同社医薬品で過去最高を記録した。メタボ市場の勢いは続きそうだ。
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