メタボ予防は子どもから 研修会に320人
生活習慣病を引き起こす恐れのあるメタボリックシンドロームへの理解を深めようと、研修会が二十三日、神戸市中央区下山手通五の県看護協会会館であった。子どものころから偏食を避けることの大切さが紹介され、栄養士や看護師らが計約三百二十人が聞き入った。
メタボリックシンドロームは、過栄養や運動不足から内臓脂肪が蓄積し、糖尿病や心筋梗塞(こうそく)、高血圧などを発症する危険がある病態。二〇〇四年に厚生労働省が初めて実施した実態調査では、四十-七十四歳の男性の二人に一人、女性では五人に一人が有病者か“予備軍”。このため、予防法を考えようと、県栄養士会や県看護協会など五団体が研修会を企画した。
県予防医学協会の南部征喜・保健指導センター長は、核家族化の進行で外食が増えたことや運動不足になりやすい社会環境、ストレス過多といった時代背景に触れ、「メタボ流行の要因は単一ではなく、トータルで考える必要がある」と主張。「栄養、運動、休養のバランスを取る習慣を幼児期からつけさせてほしい」と訴えた。
また、県福崎健康福祉事務所の加藤眞奈美・健康増進課長が食事法をアドバイス。「肥満防止には単に食べ物のエネルギーを抑えるだけでは効果がない」として「主食、副菜、主菜、乳製品、果物を楽しく組み合わせ、長く続けられる工夫をしてほしい」と呼びかけた。(佐藤健介)
(2/24 11:20)
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