脱メタボ訴え沖縄一周挑戦/南城市・新城さん
【南城】南城市佐敷の新城辰夫さん(67)が、メタボリック症候群の解消をアピールしながら、特定健診など各種健診の受診を広く県民に呼び掛ける沖縄本島一周マラソンに挑戦する。地元のつきしろ公民館(市佐敷)を発着点に、二十四日から八日間かけて計四百六十六キロをたった一人で走破する。(仲本利之)
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200805211700_03.html
県の国保加入者の健診受診率はわずか33%。三人に一人しか受診していない。新城さんは自身の経験も踏まえ、この現状に警鐘を鳴らそうと健診受診を呼び掛ける。「コース途中の二十カ所の市町村役場にも立ち寄る。出会う人たちに、自分の体の状態を知ることが健康づくりの第一歩と訴えたい」と熱っぽく語る。
現役時代、建築関係の仕事に就いていた新城さん。仕事上のストレスを酒やたばこ、暴食で紛らわしているうち、三十三歳で肝硬変を患った。体重は四十代で九〇キロに。医師から「余命二、三年」の宣告を受けたこともある。
医師の指導を受けながら食生活の改善にも取り組み、五十歳からはマラソンも始めた。一日十キロ走ることを日課とし約三十キロのダイエットに成功した。
今回の挑戦は、三月に市健康づくり推進大会で病を克服した体験発表をした時に、本島一周を「公約」したことがきっかけ。
計画では朝七時から約十一時間かけ一日当たり六十キロずつ走行。夜は公民館などに宿泊する。コース途中で各地のランナーズクラブの会員が「伴走」しながら応援するほか、折り返し地点の辺戸岬で友人が歓迎ライブを開く。
妻の律子さん(56)は「本島一周は彼の昔からの夢。悔いが残らないよう頑張ってほしい」とやさしく見守る。一方、市民の健康推進を目指す南城市も新城さんの挑戦を全面支援。二十四日の出発式では古謝景春市長も激励に駆け付ける。
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