iPhoneお友にメタボ対策計画開始
てんやわんやのワインバー開店準備も完了、ついに10月16日から本営業にこぎ着けた。どたばたがようやく一段落したのを機に、ここんとこすっかりご無沙汰のウオーキングやサイクリングをもう一度と思ってiPhone用の愛用のGPSトラッキングアプリ「iTrail」を起動したら、知らないうちにバージョンは1.6になり、素晴らしく機能充実、さらにそのデータを管理・活用するトレーニング用の「TrailRunner」という機能満載の支援ソフトも登場、ますます目が離せない。
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/column/20081014/1008785/?f=now
バージョンアップしたiTrail、最高!!
ワインバーの方は宣伝臭くなるから、文末にそっとお店情報を添えておこう。お店はなかなかいい感じに仕上がった。何しろJBLのスタジオモニター4312DBKがご機嫌にハリのあるサウンドを聴かせてくれる。これにお客さんが持ち込んできたiPodやiPhoneをつないで「マイライブラリー」をみんなで楽しもうという趣向だ。iPodにこんなに良い音で入っていたのか、と驚かされる。最近は住環境の関係で自宅でフルボリュームで音楽を楽しめる人が少なくなった。デスクトップの小さなスピーカーでは、良い音といってもタカが知れている。こんなお店がその不満を解消してくれるのではないか、というのもコンセプトの一つだ。
さて、アンプやスピーカーの結線で汗みどろになり、レジスターの設定で悪戦苦闘した日々も過ぎた。その間、全く運動しなかったのを取り返そうとこの連休はメタボ対策に使う決心。取りい出しましたるはこのブログ記事でもピカイチと何度か取り上げたことのある「iTrail」。
しばらく使っていないうちにiTunesがアップデートしていてくれ、バージョンは1.6になっていた(写真1)。
写真1 iTrail 1.6では情報が整理されて数値が読みやすくなった。推定消費カロリー数なども表示されている
この製品の日本語化を担当した白石隆さんが日本語で解説ページを用意してくれている。製品概要を知るにはここを参考にすると良いだろう。
地図表示との連動
「iTrail」またまた一気に良くなっているじゃないか! iPhoneはほんと、進化するケータイだなあ。
実は、上記のような理由でここしばらくiTrailは使っていなかった。現バージョンで使える新機能はどのバージョンから入ったのか、定かではないが、とにかく、現在は写真1のような動作画面になると同時に各種の操作画面も整理統合された(写真2)。
写真2 データの表示メニュー。Google Mapでの表示、TrailRunnerとの連携など、便利な機能が並んでいる
ウオーキングやサイクリングをしている際に「推定消費カロリー」がリアルタイムに表示されるようになったほか、[開始][初期化][一時停止]など利用者を混乱させるボタンはなくなりすっきりした。また、以前は中間地点の追加を動作中のメイン画面内でさせるようになっていたが、移動状態をマップ表示した画面で追加させるようになった(写真3)。
写真3 中継地点(経由地点)を入れるにはこの画面で行う
この画面内に緯度・経度・高度が表示されていないのは何らかの不都合と思われるが、なかなか分かりやすくなった。
Googleマップ上に移動経路が表示されるのもいい。ただ、この画面ではスクロール、拡大・縮小などの操作は全くできない。このあたりは次期バージョンを期待したいところだ(写真4)。
写真4 Google Mapで経路を直接表示できる
省電力化対策も随所で強化
この種のアプリは何時間も動作させっ放しで利用する。その際に問題になるのは消費電力だ。iPhoneの場合3Gのケータイ電波を常に探し続ける動作をしているうえに、iTrailの動作状況を常に表示させておきたいから画面表示しっ放しとなる。バックライトをつけっ放しで動作させるとただでさえ短い電池持続時間が短縮されてしまう。
そこで、iTrail 1.6には画面の輝度を調節する機能が付いた。通常の動作中の画面に用意されているロックボタンを使うと、画面は写真5のように変化する。この画面内に輝度調整のスライダーがある。これを適当な位置にスライドさせて画面を暗くしておくことができる。
写真5 画面をロックした状態で、さらに画面の輝度をコントロールできるようになった
これは運動中に常に数値を見ておきたいというユーザーのために用意されたものだが、画面表示は不要という場合は完全にスリープさせてしまうこともできる。iPhone上部の電源ボタンを押して画面を消したスリープ状態でもiTrailは運動状態を記録してくれている。これならポケットにiPhoneを入れたままワークアウトしても大丈夫、電池の持ちも格段に向上する。
連携ソフトも続々
iTrailと連携して動作するソフトもたくさん出てきている。オンラインのGoogle Docに情報を送りたくない人のために、iPhoneとデスクトップのMac間でWiFi経由で直接データ交換をしてくれる「iTrail Desktop」がある。これを使えばGoogle Doc経由でデータ交換をするより変換の手間が省けるし、スピードも速い。
さらに強力なソフト連携ができるのが「TrailRunner」。このソフト、気に入ったら寄付をするというドネーションウェアだが、サイクリングやハイキング、スキーなど長距離を移動して楽しむスポーツをする人にとっては素晴らしいパートナーになる。
各種GPS機器、Nike+、Google Earthとの連動がすごい
機能は盛りだくさん、iPhoneからのトレーニングデータを読み込み、インターネットで配信されている地図と連動させ、ルート計画を作る。それを日記にまとめ、トラックにメモを付け、AppleのMobileMeにウェブログ公開する。ガーミンのGPS機器と連動させるとともに心拍数モニターも行う。
サポートする機器類もすごい。Apple Nike+ iPod Sport Kit、Garmin ForeRunner 201/301/305, Edge 205/305/605/705、 50 、405 、Polar RS200, RS200sd, CS200, CS200cadや、心拍数モニターのためのF6 heart rate monitorなどなど。
iPhoneからは直接TrailRunnerにデータを送り込める。これは手軽で素晴らしい(写真6)。
写真6 デスクトップのMacで動くTrailRunnerへは、iPhoneから直接データが送れる。Google DocなどのWeb経由でデータを送り込むより、手っ取り早くて良い
TrailRunnerにデータを送り込んだら、今度はTrailRunner上でデータの管理、Google Earthとの連携などを行うことになる。これまで、iTrailで収集したデータをGoogle Earthに持ち込むには途中に何度もデータ書き出しの手間がかかったが、今度はこれ一発で持ち込める(写真7、写真8)。
写真7 TrailRunnerに転送したGPSのトラッキングデータを地図上に表示した。高低差も同時に表示してくれる。この画面で、移動状態を時間に合わせてアニメーション表示させることもできる
写真8 TrailRunnerからGoogle Earthにもワンクリックでデータを移せる
しっかりメタボ対策計画を練ろう
TrailRunnerの真価は実はこれから先だ。単に各種機器やソフトと連携できるというだけでなく、収集したデータで合理的な運動計画を立てたり、それを効果的に実現するためのルートを作成したりできるところに意味がある。
今回のこのコラムではこのあたりまで触れるスペースがない。このソフトをもっと使い込んでから、しっかりとメタボ対策計画を立てることにしよう。データが溜まったところで、改めてその活用法を詳しくリポートしてみたいと思う。
ところで、iTrail、TrailRunnerを日本語化した岩手Mac友の会の白石さんは千葉商科大学在籍中に写真8で示されているあたりを活動の拠点としていたそうだ。前回のコラムで触れたジャズの楽しめるワインバー「Cool Peppers」の仕掛け人、行田よしおさんとは20年来のお知り合いだとか。行田さんは高名なジャズ司会者で白石さんもジャズ愛好家。つながりができて当然だが、iTrailつながりで再びおつきあいが始まるなんて面白い。
何度かiTrailの記事を書いたり、市川のワインバーの話を書いたりしたのがご縁で周り回ってお知り合いになれた。世界は本当に狭いものだ。
というわけで、せっかく触れた「Cool」の所在地をお教えしておこう。この記事を書くためにiPhoneで場所をメモしたのが写真9。総武線の市川駅から徒歩2分というところ。市川市市川1-7-1 コスモ市川102。電話:047-322-3369。私もそこで夜、時々飲んでいるので、電話一本入れたあと遊びに来て。
写真9 散歩のついでにワインバー「Cool」まで行き、経由地点をiPhone上でメモした。このようにGoogle Map上でその位置がマークされる
(林 伸夫=インフォメーションコンシェルジェ)
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