睡眠不足で生活習慣病やメタボにも
秋の夜長につい夜更かししがちですが、睡眠不足は生活習慣病やメタボリックシンドロームの危険因子でもあることが最近の研究で明らかになっています。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20081001/172371/?ST=life
高血圧の専門誌「Hypertension」によると、8時間勤務したグループと、残業して3~4時間しか眠らなかったグループについて、翌日(通常勤務)の血圧の推移を比較した結果、残業した群のほうが血圧は終日高かったといいます。別の研究でも、徹夜した群は眠った郡に比べて、翌日の拡張期血圧(最大血圧)が平均10mmHg高かったという結果が出ています。
睡眠時間と糖尿病に関する研究では、睡眠時間が5時間以下の群は、7~8時間の群に比べて糖尿病の発症リスクが2.5倍も高くなることがわかりました(米国医師会発行の内科専門誌より)。
また米国の総合科学誌「PLoS Medicine」には、睡眠時間を6時間から9時間まで1時間刻みで区切り、それぞれの肥満度を測定したところ、約7時間を底にU字型となって、6時間睡眠群や9時間睡眠群の肥満度が高くなっていたという研究結果を掲載しています。この研究では、睡眠時間が短くなるほど空腹ホルモンの分泌が高くなることなども明らかにしています。
日本人の平均睡眠時間は約7.5時間で、この40年以上の間に1時間減少したといいます。日本人は諸外国と比べて睡眠時間が短いともいわれています。10年前に行われた日本人の調査では、約2割の人が「何らかの不眠がある」と答えています。睡眠の問題が日本経済に及ぼす損失は年間3兆5000億円にも達するという調査もあります。
ともすると「寝ないでがんばった」ことを誇りにする日本人の気質。しかしそれはからだばかりか国全体を蝕むことになるかもしれません。
スポンサードリンク