男の健康維持にはメタボ検診よりED検査!
日本でED(勃起障害・勃起不全)に悩む人は現在、1,130万人と言われています。疫学調査の結果によると、40~70歳の男性の半数以上がなんらかの原因でEDになっていると考えられています。
http://allabout.co.jp/gs/ed/closeup/CU20081223A/
これまで取り上げてきたように、EDの原因は心因性のもの以外は一種の血管障害に起因していることが多く、男性が最もかかりやすい生活習慣病でもあります。血管障害による動脈硬化の場所が脳周辺であれば脳梗塞、心臓周辺であれば心筋梗塞を起こす恐れがあるように、陰茎動脈が硬化すればEDを招くと考えられています。
真っ先に詰まる陰茎動脈の繊細さ
動脈硬化は細くて弱い陰茎動脈を狙い撃ち!
EDが生活習慣病と言われるのは糖尿病や高血圧症、脂質異常症(高脂血症)などの他の生活習慣病と同じように、動脈硬化を大きな原因としているからです。
生活習慣病の多くは体内の一酸化窒素が減少し、動脈が硬化することによって始まります。動脈が硬化すれば血流が滞るので、その場所に関係するさまざまな障害を引き起こします。
動脈硬化は部分部分ではなく、全身的に進むのですが、その症状は真っ先に陰茎動脈に現れます。陰茎動脈が最初に狙われるのは、その細さに関係があるからです。例えば、脳周辺の動脈は直径5~7ミリ、心臓周辺の動脈は同3~4ミリあるのに対し、陰茎動脈の直径は1~2ミリしかありません。
そこで、動脈硬化の症状は最も細くて弱い陰茎動脈にまず変調をきたし、その結果EDになると考えられているのです。
他の生活習慣病を未然に防ぐ役目も
一連の生活習慣病の中で最初に症状を示すEDには単に「勃ちにくい病気」であるばかりでなく、他の生活習慣病を未然に防ぐための水先案内人という側面もあるのです。「早期発見、早期治療」と言われるように、何事も早めに手を打てば、引き起こされる障害を最小限に抑えることができます。ですから、早い段階でEDを発見しておけば、他の重い生活習慣病を未然に防ぐことにもつながります。
もちろん、EDの症状が現れるのを悠長に待つ必要はありません。動脈硬化そのものを引き起こす原因となる肥満や喫煙などの生活習慣を抜本的に改める日常的な心がけが肝心です。ほとんどの生活習慣病には自覚症状がありません。ですから、気づいた時にはかなり進行していることも珍しくありません。
その点、EDには明快な自覚症状がありますから、その治療を通して、動脈硬化を原因とする他の疾患を防ぐことができるのです。
「強い男を見せ付ける」ことを目標に
健診後の指導に身を入れる秘訣は「強い男」づくり
前ページでみたように、EDは血管の異常を原因とする生活習慣病ともいえます。他の生活習慣病とも深く関わっており、脳梗塞や心筋梗塞などの重い病気に進む可能性を秘めています。
2008年から始まったメタボリック検診や一般の健康診断などでは、結果が出た後、特に生活習慣病に関する食事制限や運動療法を指導されることがあります。指導には本来、真摯に耳を傾け、生活改善に努めるべきですが、その内容を頭では理解できても、実行するのは容易ではありません。
例えば「遠い将来、脳卒中で死ぬ確率を減らすために取り組みましょう」と言われても、なんだか他人事のようで、なかなか身が入らないことが多いものです。しかし、指導の数々は“息子”の健康のためでもあるのですから、頑張り甲斐はあるはずです。あるいは、パートナーとの性生活を想像し「強い男を見せ付けるため」という、明快で実践的な目標を目前に掲げれば、少しは重い腰が上がるかもしれません。
たとえ、検査結果が悪すぎて、すぐに良くならないと思われる人でも、ED治療薬の助けを借りて徐々に頑張れば必ず効果が現れるはずです。
ストレス解消もED治療のポイント
EDには2つのストレスが大きく関わっていると言われます。内臓脂肪で生まれる活性酸素の増大による「酸化ストレス」と、交感神経を活性化させる「外部からのストレス」です。
「酸化ストレス」の高まりで、体内から消えずに残った活性酸素は血管や神経、筋肉細胞などを傷つけ、一酸化窒素を減少させることで血管に十分な血液を流しにくくします。ED治療薬は一酸化窒素の働きを正常に戻し、十分な勃起力を保つのに効果があります。また、仕事上の悩みや心配事などの精神的な原因が高じて陥るEDには交感神経を刺激する「外部からのストレス」が関係しています。
生活様式が直接関わることなので、一気に改めることは容易ではありませんが、この状態を解消するにはまず、ストレスをもたらす原因を1つずつ取り除いていくように努めることが大切です。その前に、ED治療薬を使えば、もっと手軽で安全に“元気”を取り戻すことができるでしょう。
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