「メタボ猿」ダイエットに成功 粗食でコツコツ
「メタボ猿」と呼ばれていた堺市堺区、大浜公園のアカゲザルが約2年間のダイエットの結果、体重が平均約23%減った。29.2キロと最も重かったオスの体重は4割減って約17キロに。ただ、おなかの皮はまだだぶつきぎみだ。新たな猿の住まいを建設した市は「食事制限は続けつつ広い新居で運動させ、さらに絞り込みたい」としている。
http://www.asahi.com/national/update/0616/OSK200906160040.html
今月上旬、猿を新居に移す際、約2年ぶりに41匹の体重を測定。うち、個体識別できるように体内に埋め込んだマイクロチップが残る26匹について前回測定時と平均体重を比較。1匹あたり8.5キロとなり、2.6キロの減量に成功していた。特に太っていた序列上位の7歳以上の成獣は5~1割減と効果が出た。
市は、07年6月から徐々に食事制限を実施。ジャガイモやサツマイモの量を減らし、食べるのに時間がかかり、満腹感を得られやすい小麦を増量。カロリーは当初より6割カットし、見物客には餌やりを控えるよう呼び掛けてきた。
環境省によると、アカゲザルの平均的な体重は雄で5~11キロ、雌で4~10キロ。同公園には10キロ超が10匹残る。7月1日に公開される新居は金網に囲まれ、もらいたい放題だった見物客からの餌やりを防げる構造。運動できる空間が2.5倍に広がり、プールやロープに加え、ブランコやタイヤなども設置する予定で「猿が存分に遊び回って体を絞れる『トレーニングジム仕様』」になるという。(岡本玄)
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